院長の橋本でございます。
美容皮膚科の受診をご検討の方に、まずお勧めしたい習慣が3つございます。
① 日に焼けないこと
② 肌をこすりすぎないこと
③ スキンケアは、保湿に重点をおくこと
この3点でございます。
まず①でございますが、
・もちろん日焼けはシミやしわ、たるみの原因となりますし、
・日焼けでのダメージが有る状態は肌に何らかの処置・施術を行った際に思わぬトラブルが生じやすくなること、
・そして肌トラブルが日焼けのせいなのか施術と相性が悪かったのかが区別しづらくなってしまうこと
など、良いことがほとんどございません。
②こすり過ぎ、につきましては、実はシミの一部や色素沈着の原因となっております。
目の下や頬骨など、気になるところを一生懸命メイクで隠す結果、かえって色が濃くなってしまう、という悪循環が起こることがございます。
メイク以外のところ、例えば洗顔や濡れたお顔を拭くときなど、なるべく優しく行っていただくことは、肌のお色味を気にされる方にとっては重要でございます。
更に申し上げますと、こすり過ぎでのシミや色素沈着がある場合、美容皮膚科での施術で悪化してしまう恐れがございます。
③ スキンケアは、皆さま当たり前にされていらっしゃるかとは考えております。
しかし、お化粧品に記載されております様々な成分や売り文句にも関わらず、肌のバリア機能により、ほとんどの成分は死んだ細胞である角層より深いところに影響が出ないものでございます。
ですので、
・トラブルを起こしにくいこと (肌に合わないものを無理に使わない、成分のシンプルなものを選ぶ)
・保湿効果が高いこと (水分の上を油分でカバーされる2剤の組み合わせをお勧めします。)
の2点と、あとは続けやすいお値段であることと好みの使用感であるかどうかで決める、をお勧めしております。
保湿は色素沈着や長引く赤みなどの様々な肌トラブルの予防に有効ですので、ぜひしっかり続けていただければと考えております。
引き続き、よろしくお願いいたします。